名前： クローク
年齢： ？
衛星観測用コンピューター。より正確には、その頭脳部分。本体ともども不法投棄されていたところをワイリーが修復・改造して観測所に充てた。
一昔どころか明らかに時代錯誤の旧型で、データ出力形式は紙媒体への印刷である。しかしもともと頑丈なつくりであったのに加え、手を入れたのがワイリーとあって性能はいい。十年にわたってあらゆる人工衛星の軌道や働きを観測し続け、ワイリー基地に移ってからも現役で稼動している。
なお、クロークは現在の世界で標準的に使用されているコンピューターやネットワークとは互換性を持たないが、ダイナマンたちWileyナンバーズにはクロークとの直接通信用の特別なシステムが組み込まれている。
簡単なAIが組み込まれているため単純にしろ喜怒哀楽が存在し、意志の疎通もそれなりに図れる。が、複雑な感情や心の動きを理解するには至っていない（ように見える）。とは言え、他者の相手もするし話しかければ喜ぶため、Wileyナンバーズからは家族として受け入れられ、特にシャークマンあたりは遊んでもらっていた。
なお、そもそもがマザーコンピューターであるため、人格は女性。