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:: 履歴

名前: コンパスマン
年齢: 人間で言うところの10代前半? シャドウぐらいかも
特徴: 右手に各種ペン(付け替え式)、左手に金属の管。
 つまりコンパスの針なのだが、安全のため先端はゴム。指示棒にもなる。

 「粗悪品」。明らかに違法商品。
 そもそもは小学生の学習補助ロボットで、学習机のオマケだった。「学習補助」としての役割に関しては、十二分に果たせるほどの頭脳を持っている(ちなみに「オレの名はコンパスマン、○○の友達さ」というアレは仕様であり、○○の部分に持ち主の子の名前を入れてしゃべるようにプログラムされているだけであって、別に彼のせいではない)。
 だがボディの作りは見るからに粗雑。外装はアーマーとは名ばかりのヘラヘラなプラスチック製で、防水機能も法定最低基準の70%ほどしかない。内部の部品も全般的に安物で、他の家庭用ロボットに比べても脆弱。つまり、うかつに屋外に出られない体で、下手をすれば普通の家庭生活にも支障をきたしかねない(ついでに、学習補助用にも関わらず名前のつづりまで間違われている)。
 これはロボット保護法第三条「全てのロボットは、その役割に応じ、適切な機能を備えかつ快適なボディを与えられる権利を有する」その他に抵触する。だが、彼の持ち主(小学1年生の児童)の親がそれに気づいて学習机の販売元に抗議したときには、肝心のロボット製造元は雲隠れしていた。

 それでも持ち主である小学生の少年とは大の仲良しになり、学習補助ロボットの務めもちゃんと果たしていた。が、その子の親たちと机の販売元の間で裁判沙汰にまでなってしまい、ずいぶん居たたまれない思いをした。
 結局1年ほどで「販売元は原告(その子と両親)に代金と賠償金を支払う」という条件で和解が成立し、彼もようやく胸をなで下ろすことができた。しかし、ある日「お母さん(その子の母親)」から「チェックのため」電源をスリープ状態にするように言われ、その通りにしたところ、目覚めた時にはスクラップ処理場にいた。慌てて家に戻ったが、持ち主一家は3日前に海外に引越した後だった。

 絶望してスクラップ置き場に戻り、野ざらしのまま死を待つ道を選んで3週間目、全身の劣化が進んだ状態になって、たまたま迷い込んだシャドウに助けられる。ちなみにこのときのシャドウも未来から来たばかりで、身よりも行くあてもなかった。こうして、この寄り合い所帯が始まったわけである。
 ついでながらボディのひどさの割に顔の造作はまともで、なかなか男前なのだが、これは彼を造った技術者の最後の良心だったのかもしれない。

:: 性格

 小学生用ロボットだけあって子供の扱いはうまく、年下格のクロックメンやエアコンマンの面倒をまめに見ている。ストレートで裏表のない、ガキ大将兼頼れるお兄ちゃん。だが「捨てられた」経験は大きく尾を引いているようで、このメンツ以外の者を容易に信用しない。

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