名前： サターン
年齢： 人間で言うところの30代半ば〜後半？
大きなリング状のデバイスの中にブラックホールのような重力場（製作者が死亡しているため原理は不明）を作り出し、物を吸い込ませるのが主な能力。その中では空間が曲がる作用が起こっているらしく、吸い込まれたものはそのままの勢いで180度方向を変えて（つまり飛んできた方に向けて）吐き出される。
これを応用し、敵弾を吸い込ませてそのまま相手方に撃ち返す、攻守兼ねた働きを得意とする。味方や敵の位置把握・相手の動きの予測等を瞬時に判断して、自分のみならずチーム全体の擁護に回る遊撃隊役。
とはいえ、どの行動も決して派手なものではなく、脇からの補助や一歩引いたスタンスを主としている。主役でもトリックスターでもなく、名バイプレーヤー。
とらえどころのない人物。離れた位置から物事の全体を視野に納めていたかと思えば、あっという間に相手と打ち解けてその警戒をといてしまったりする。いつもダラダラ煙草吸ってるけれど、いざというときの状況判断は鋭い。
でも本人は多分そんなことを意識して動いてるわけではなく、吹っかけられた喧嘩も持ちかけられた議論もたいがい「あ、そお？」で流してしまい、残りの時間はやっぱりその辺で煙草を吸っている。それがまた一部の人をキーッとさせる原因なんだが、本人ストレスなんか欠片もないに違いない。超俗と世俗、マージナルとセントラルを自在に行き来する印象。
が、一見何からも自由に見える割に、テンパってるアースや友達のいないマーキュリーの愚痴を嫌がりもせず延々聞いてやってる。結局、大人なんだろう。
意外にも詩の方面に造詣が深い。彼自身は詩作はしないが、旧文明時代に存在した作品なら宮廷古典詩から女性に言えないバレ歌まで何でもござれ。