:: 履歴

名前: クロックメン
年齢: 人間で言うところの7歳ぐらい?
特徴: 赤基調と青基調の2体。実は他にもバリエーションがある。
 お腹のディスプレイには各種データが表示される。

 「量産品」。実はなかなかのヒット商品。
 正式名称(商品名)を「Chibi-Clo(チビクロ)」といい、ある家電会社で開発された家庭用スケジュール管理ロボット。今日の予定から毎日の目覚まし機能、一年後のコンサートの日付、カレンダー機能など、およそ「時間」「暦」にまつわるアレコレを一括管理できる優れもの。その機能性と手軽さがウケて大当たりし、その会社の売上を倍増させたとも言われる。
 しかしそのためライバル会社が分析を試み、2体購入。技術職社員の手により、とある工業団地のラボでそれぞれ分解・研究が繰り返される。その後、あわや廃棄という段になって、情移りした社員の一人がこっそり彼らを組み立てなおして逃がす。
 そのまま工業団地をさまよって、たまたまもぐりこんだ廃工場がシャドウたちのすみかで、そのまま置いてもらう。
 ちなみに、各チビクロの名前は持ち主が付ける。この2人はボディカラーからそれぞれ「ピンク」「ブルー」と呼ばれているが、これはラボ時代からの通称だとか。

:: 性格

 赤(通称ピンク。男の子ですぞ)は弱気。人見知りが強く、あまり表には出てこない。青(通称ブルー)は元気。絵に描いたようなヤンチャ坊主で、反面ピンクの面倒をよく見る。
 開発元のライバル企業で研究対象になっていた頃の思い出にはやはりいい印象はないらしく、廃棄されかかった恐怖もあってか話したがらない。とはいえ、逃がしてくれた社員もいたということがいくらか救いにはなっているようである。

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