:: 13. 骨肉相食む

タイトル: Briga de Familia!(骨肉相食む)
作画担当: Rogerio "Bang" Hanata *11話に同じ
初登場キャラ: ハンス

:: ストーリー

 プロトマンに拘束されたメガマン、ロール、そしてカリンカとナステンカ。実の兄に裏切られたショックを隠せない彼の前に、プロトマンと並ぶかたちでエックス、スラッシャー、そしてゼロが姿を見せる。
 自分たちを騙したのかと食ってかかるメガマンに対し、プロトマンは説得を試みる。これには理由があり、事態は遥かに複雑なのだというプロトマンだが、メガマンは耳を貸さず、自力で拘束を破壊してプロトマンらにバスターを向ける。エックスたちの制止も効き目はなく、兄弟機の同士討ちが始まった。

 それを見守っていたワイリー一味。とうにケリがついたはずのゼロが生きていたことを大きな障害と考えたワイリーは、ネオ・イレギュラー五体を新たな刺客として送り込む。
 他方、人間の若者四人はゼロとプロトマンを頼みの綱と考え、レジスタンスとして戦力に加わるべく、アジトを後にして彼らを捜し始めた。

 同じ頃、まったく別の場所で、Dr.ヘルツェンバインもまた不審な動きを見せていた。彼の部屋へ赴いた腹心・ハンスが目にしたのは、若い女性の死体にナイフを突き立てようとしているヘルツェンバインの姿だった。

:: 解説

 メガマン、ロール、カリンカ、ナステンカ VS. プロトマン、スラッシャー、エックス、ゼロ。30年間封印されていた組(カリンカ達はともかく)と、30年間戦い続けた組の同士討ちです。裏に複雑な事情はありそうですが、いきなり拉致して引っくくっといて「落ち着いて話を聞いてくれ」だなんてプロトマン、そりゃ無茶だ!
 とは言え、オリジナルキャラのレジスタンス四人組、そしてワイリー一派。それぞれ面白い動きを見せてて、いやが上にも盛り上がります。

 今回最大の見所は、ラスト数ページで出てくるヘルツェンバイン。ワイリーのパトロンに過ぎないと思いきや、彼はここから全く独自の動きを見せ始めます。

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